東條レディスクリニック高円寺では、妊娠の可能性を感じたときから、初期の健診までを丁寧にサポートしています。
当院は分娩施設ではありませんが、妊娠の確認から必要な検査・妊娠初期の管理までを安心してお任せいただけます。
妊娠判定
「妊娠かも?」と思ったら

「生理が遅れている」「体がだるい」「市販の妊娠検査薬で陽性反応が出た」など、
妊娠の可能性を感じたときは、できるだけ早めに婦人科での診察を受けましょう。
妊娠はとても個人差が大きく、症状や経過も人それぞれです。
また、正常な妊娠だけでなく、子宮外妊娠や流産のリスクを早期に見つけるためにも、医療機関での正確な診断が重要です。
診断の流れ
- 問診・体調確認
- 超音波検査(経腟エコー)
- 必要に応じて尿検査または血液検査
- 妊娠の有無・週数・子宮内での着床の確認
- 妊娠初期に必要な検査や今後の健診スケジュールについてご説明
妊娠の確認には経腟超音波検査(税込 4,800円)を行います。
この検査によって、妊娠週数や子宮内妊娠かどうかを正確に診断できます。
妊娠判定ができる時期について
妊娠は通常、最終月経開始日から数えて5週目(生理予定日から1週間後)以降に判定が可能になります。
それ以前では、妊娠していても超音波で胎嚢(赤ちゃんの袋)が確認できないことがあります。
市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たら、なるべく1週間以内を目安に受診しましょう。
妊婦健診

東條レディスクリニック高円寺では、妊娠初期から妊娠中期までの健診や検査を中心に行っております。
当院は分娩施設を持っておりませんが、必要に応じてご希望の出産施設への紹介も可能です。
妊娠初期検査
妊娠が確認されたら、まずは母体と胎児の健康状態を確認するための妊娠初期検査を行います。
内容は以下の通りです。
- 血液検査(血液型・感染症・ホルモン・貧血など)
- 子宮頸がん検診
- 超音波検査(胎児の成長や心拍の確認)
- 風疹抗体価検査(税込 2,000円)
風疹は妊娠中に感染すると胎児への重大な影響があるため、抗体の有無を確認します。
抗体が低い場合は妊娠前にワクチンを接種しておくことが重要ですが、妊娠後は接種できません。妊娠がわかる前のチェックも大切です。
妊婦健診の通院頻度について
妊婦健診の受診頻度は、母子保健法に基づいて以下のように定められています。
妊娠初期~23週6日まで:4週間に1回
妊娠24週(第7か月)以降:2週間に1回
妊娠36週(第10か月)以降:1週間に1回
これらはあくまで一般的な目安であり、妊婦さんや赤ちゃんの状態に応じて回数が増減する場合もあります。
母子手帳について
妊娠が確認されたら、妊婦健診が始まります。
その前に、まずはお住まいの市区町村の役所や保健センターで「母子健康手帳(母子手帳)」の交付を受けましょう。
母子手帳は、妊娠中の経過や健診結果、出産時の記録、そして赤ちゃんが生まれてからの発育や健診の記録まで、母子の大切な健康情報を一冊にまとめて管理できる手帳です。全国どこでも共通して使えるため、引っ越しや転院があっても安心です。
また、母子手帳の交付と同時に、妊婦健診の費用を助成する「受診票」などのサービスも受け取ることができます。これにより、妊娠中の定期健診を経済的な負担なく受けることができます。
妊娠が分かったら、できるだけ早めにお住まいの自治体にお問い合わせください。